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薬膳の固定概念で体を見誤らないための見立て方

Category: 薬膳

薬膳の固定概念で体を見誤らないための見立て方

体を整えていく時に、気をつけておきたいことがあります。
それは、固定概念です。

薬膳を学んでいくと、冷えている時は温めるもの。
疲れている時は補うもの。このように考えることがあります。

もちろん、その見方が合っていることもあります。
でも、すべての不調がそのパターンだけで整うわけではありません。


同じ症状でも原因は同じではありません

たとえば、冷えがある時。単純に体を温めればいい、
というだけではないことがあります。

体を動かす気が不足していて温める力が落ちていることもあれば、
血が不足して体のすみずみまで養えず、冷えを感じていることもあります。

気や血の巡りが悪くなって、手足まで温かさが届いていないこともあります。
また、体の中に余分な水分である湿があり、それが冷えにつながっていることもあります。

同じ「冷え」という症状に見えても、
体の中で起きていることは同じではありません。


補えば整うとは限りません

気の不足が気になるからといって、補うものを入れればいい、
というだけではないこともあります。

ストレスや緊張が続いていて、脾(消化器官)がうまく働けない状態だと、
どれだけいい食事を入れても、思うように回復しにくいことがあります。

体は、ひとつの原因だけで不調を起こしているわけではありません。
食事、睡眠、生活習慣、感情、考え方のクセ。

いろいろなものが重なって、今の体の状態が作られています。


自分では当たり前すぎて気づけないこと

自分のことになると、当たり前になりすぎていて気づけないことがあります。

毎日している行動が、実は不調の原因につながっていることもあります。
何気なく話した一言の中に、体が整わない理由が隠れていることもあります。

固定概念だけで決めつけず、多角的に体を見ていくこと。
その視点が持てるようになると、セルフケアも選びやすくなります。


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