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麻辣湯の辛さが合わないと感じたら体質に合わせて選ぼう

Category: 薬膳

好きな具材を選んで、辛いスープでいただく
麻辣湯(マーラータン)。

野菜もたくさん食べられて、
気になっている方もいるかもしれませんね。

外で辛い料理を食べるときは、
辛さの好みだけでなく、
今の体の状態も選ぶ手がかりになります。


辛味は気血の巡りを助ける味

薬膳のもとになる中医学では、
味を五つに分けて考えます。
酸・苦・甘・辛・鹹(塩辛い味)を
「五味」と呼び、その一つが「辛味」です。
味を、おいしさだけでなく、
体への働きという視点からも捉えるんですね。

辛味には、外へ発散させたり、
気血の巡りを助けたりする働きが
あると考えられています。

ただ、辛いものを食べて汗をかいたら、
それで体が整った、とは言い切れないんですね。


唐辛子・花椒・生姜の違い

唐辛子は、強い辛さがあり、
体を温める性質の強い食材。

花椒は、しびれるような辛さが特徴で、
伝統的には、お腹の冷えを
温めるためにも使われます。

生姜も温める食材ですが、
薬味に少し添える使い方ができますよね。

どれも辛味があるから同じ、とまとめず、
食材の違いと、使う量を考えます。

麻辣湯は、お店によって
スパイスの組み合わせや辛さも違います。
いつものお店で食べられる辛さが、
別のお店でも同じとは限りません。
初めて注文するときは、
辛さの段階や調整できるかを確認すると
自分に合う一杯を選びやすくなります。


冷えがあるときと、ほてりがあるとき

冷えを感じやすく、
温かい料理でほっとする方には、
辛味を少量取り入れる選び方があります。

一方で、ほてりや口の渇きが気になる日、
体質的に潤いが不足しやすい方は
強い辛さを重ねるのは控えたいところ。
中医学では、辛味の取りすぎは
必要な潤いを消耗すると考えます。

冷えがある方でも、
辛いものを食べてお腹が痛くなるなら、
無理に食べ続けないでくださいね。


辛さと具材を自分に合わせる

麻辣湯を食べるなら、
初めは辛さを控えめに。
麺だけでなく、葉物野菜や豆腐、
肉や卵なども組み合わせて選ぶ。

具材を選べる楽しさがあるからこそ、
好きなものを次々と足しているうちに、
量が多くなりすぎることもあります。
辛さだけでなく、食べきって苦しくならない量かも
意識したいところです。

野菜を入れれば、強い辛さの負担を
帳消しにできるということではありません。

友人と同じお店に入っても、
辛さも具材も、自分の体質や
コンディションに合わせて
調整してくださいね。

流行の味を楽しみながら、
食べているときと、食べたあとの
自分にも目を向ける。
次に注文するときは、その経験を
辛さや量の選び方に生かしてくださいね。


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