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秋の乾燥に酸味と甘味を。陰液を補う薬膳の組み合わせ
Category: 薬膳
秋の乾燥に酸味と甘味を。
陰液を補う薬膳の組み合わせ
朝、起きた時に
喉が少し乾いている。
唇がかさつく。
肌のつっぱりが気になる。
まだ昼間は暑くても、
体は少しずつ
秋の乾燥を感じ始めています。
夏は汗をたくさんかくので、
体の水分や潤いを
思っている以上に使っています。
そのまま秋に入ると、
乾いた空気も重なって、
喉や肌、髪の乾燥として
出やすくなるんですね。
夏の消耗に秋の乾燥が重なる
秋は「陰」を補う季節です。
陰とは、
体の中の血や水分など、
体を潤し、
熱を落ち着かせてくれるもの。
この陰を補う時に
大切なのが、
酸味と甘味を
一緒に取ることです。
中医学には
「酸甘化陰(さんかんかいん)」
という言葉があります。
酸味には、
汗などで外へ出ていくものを
内に収める働きがあります。
酸味と甘味で陰液を作る
甘味には、
体に必要なものを補い、
潤いを作る働きがあります。
酸味だけを取るのではなく、
酸味と甘味が合わさることで、
体を潤す陰液を
作っていくんですね。
たとえば、
りんごやぶどう、梨など、
甘味の中に
ほどよい酸味のある果物は、
秋に取り入れやすい食材です。
果物だけでなく、
梅(酸味)とご飯(甘味)というような
組み合わせ方もあります。
ただ、
冷たい果物を一度にたくさん食べると、
脾(消化器官)が冷えて
食欲が落ちる方もいます。
冷えや辛味にも気をつける
冷えやすい方は、
常温に戻したり、
少し火を通したりして
取り入れてくださいね。
反対に、
辛いものは
体のものを外へ発散させます。
乾燥が気になる時に
辛いものが続いている方は、
量を少し控えましょう。
秋の食養生は、
酸味だけを増やすことではありません。
酸味と甘味を合わせて、
夏に使った潤いを
少しずつ作り直していくこと。
今日の食卓から、
秋を過ごすための陰液を
補っていきましょう。
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