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立冬の薬膳養生|冷えと乾燥に備える食材と冬の過ごし方

Category: 薬膳

立冬から、冷えと乾燥の両方に目を向ける

冬の養生では、体を冷やさないことと、
「腎」を養うことを意識していきたいですね。

今日、11月7日は立冬です。
暦の上では、冬が始まります。

実際の寒さは地域によって違いますが、
食事や過ごし方も、
少しずつ冬に向けて
整えていく時期です。

これからは、寒さとともに
乾燥も気になってきます。

冷えるから温めよう、
と考えるときにも、
喉や肌の乾燥など、
今の自分の体に出ていることを
一緒に見ておきたいんですね。

そして、
中医学で冬と関わりが
深いと考えるのが「腎」です。

腎は冷えに弱いとされ、
足腰や関節、尿の変化なども、
腎の状態を見る手がかりになります。


冬の食材を役割で選ぶ

では、
食事ではどんなものを
取り入れるとよいのでしょうか。

薬膳では、同じ冬に使う食材でも、
それぞれの役割を分けて考えます。

寒さを散らしたいときには、ネギや生姜。

体を温め、腎の陽を補う食材には、
エビがあります。
冬の養生に取り入れたい
食材のひとつですね。

体の中から温める食材には、
羊肉もあります。
羊肉が苦手な方は、
鶏肉も選択肢になります。

腎を助ける食材には、山芋。
先日お話しした黒豆も、
そのひとつですね。


腎を養うことと温めること

ここで、知っておいて
いただきたいことがあります。

腎を養う食材が、
すべて体を温める性質
というわけではないんです。

たとえば、昆布などの海藻類は、
腎を養う食材として使いますが、
性質としては体を冷やす側に入ります。

「腎によい」と「体を温める」は、
それぞれ違う働きなんですね。

なので、冬によいと聞いた食材を、
それだけで選ぶのではなく、
自分が冷えているのか、
乾燥も感じているのか。

 

そこを見ながら、
組み合わせていくことが大切です。


エビをいつもの料理に

冷えが気になる日には、
エビとネギを使った
温かい汁物にするなど、
いつもの料理でも取り入れられます。

同じ食卓を囲んでいても、
冷えを強く感じる人もいれば、
ほてりや乾燥が気になる人もいますよね。

季節に合わせることと、
自分の体に合わせること。
この両方を見ながら、
冬の食事を考えてみてください。

今日のお買い物では、
今の自分にどんな働きの
食材が合いそうか、
ひとつ考えながら
選んでみてくださいね。

 

腎の「陽」を補うとは、
中医学で体を温める働きを
支えるという考え方です。
エビを選ぶ理由を知っておくと、
単に温かい料理を食べることと、
食材の性質を考えることを
合わせて取り入れられます。


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