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髪を乾かすときに首の後ろを冷やさない理由|中医学の風邪と冷え

Category: 薬膳

乾きにくい襟元まで手をかける

髪を乾かすときは、
襟足や首の後ろのあたりまで、
しっかり乾いているか
気にかけてみてくださいね。

先日、修了生さんたちと、
髪を乾かすことについて
お話ししていました。

タオルで拭いて、
そのまま別のことをしているうちに
時間がたってしまう。

そんなこと、ありませんか?

髪は早めに乾かしたいよね、
という話をしていたときに、
その場にいた、
美容師をされている修了生さんが
教えてくれたんです。

襟元のあたりは湿気がこもりやすく、
乾きにくいので、
そこをしっかり乾かすことが
大切なんだそうです。


美容師さんのお話と中医学の見立て

私からも、中医学では、
首の後ろや肩甲骨のあたりは、
風邪(ふうじゃ)や冷えの影響を
受けやすい場所と考えることを
お話ししました。

美容師さんが髪を乾かすときに
大切にしている場所と、
私が養生で気にかけている場所。

「同じところを大切にしているんですね」と、
みんなでお話ししていたんです。

ここでいう「風邪」は、
普段使う「かぜ」とは意味が違って、
体の外から不調をもたらす
要因のひとつを指しています。

首の後ろや肩のあたりが、こわばったり、
ぞくぞくしたり。
私はそうした感覚も、気にかけています。

グリーンの表紙の
『大人女子の体と心を整える
薬膳セルフケア大全』にも書いたのですが、
中医学では「湿」も体に影響すると
考えるんですね。

雨で体が濡れたままになっていたり、
髪を乾かさずに過ごしていたり。

日常の小さなことなので、
あまり気に留めないかもしれません。


体の余力と日常の手入れ

でも、体に余力があるときと、
寒暖差が激しかったり、
忙しさが続いて消耗していたりするときでは、
同じことでも負担の感じ方が違います。

だから、何を食べて整えるかだけでなく、
こうした毎日の体の扱い方も
大切にしたいんです。

疲れて帰ってきた日は、
髪を乾かすのも面倒になりますよね。

とりあえずタオルで拭いたし、
あとは少し休んでから。
そう思うこともあると思います。

そんなときこそ、
濡れたままの時間を長くしないことを、
自分の体の手入れとして
考えてみてください。


髪を乾かしてから休む

今日、髪を乾かすときは、
表面だけで終わらずに、
襟足の根元にも手を当ててみる。

まだ湿っていたら、
そこまで乾かしてから休む。

そんな日常のひと手間も、
体を整えるために
できることのひとつですね。

 

濡れた髪そのものが、
感染症のかぜの直接の原因に
なるわけではありません。
感染症のかぜはウイルスによるものです。

 

ここでは中医学の見立てと区別して、
濡れたまま過ごさない
日常の手入れをお伝えしています。


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