人を助けることで満たされる仕組み
講座を運営している中で、
少し気になることがありました。
それは──
「人を助けることで、
自分の存在意義を感じていませんか?」
ということです。
誰かのために時間を使ったり、
自己犠牲をしてまでサポートする。
一見「やさしい」「思いやりのある行動」に見えますが、
その裏には“自分を認めてほしい”という
心の働きが隠れている場合があります。
この状態では、助ける側も助けられる側も
お互いに依存しあう関係に
なってしまうことがあるのです。
本来の満たし方は「自分で自分を満たす」
人を助けること自体が悪いわけではありません。
ただし、他人を通して自分の価値を感じている状態は、
少し軸が外れているサイン。
本来、心が安定している状態とは、
「自分で自分を満たす」ことができている状態です。
それができている人は、
相手の問題を背負い込まず、
必要なサポートを“フラットな
心”で行うことができます。
内観がもたらす気づきと修正
もし、同じような人間関係のパターンが
何度も繰り返されているなら、
それは相手ではなく、
自分の思考のクセに原因があるかもしれません。
「私は本当に相手のためを思って行動しているのか?」
「それとも、自分の安心のために助けているのか?」
そう問いかけてみると、
自分の内側の反応に気づくことができます。
そして気づいた瞬間に、修正する力が生まれます。
内観を通して自分をフラットに整えていくと、
人との関係性が軽やかになり、
本当の意味で“循環する関係”を
築けるようになります。
自分をリセットし、関係性を整える
講座の中でも
「人を助けてしまう傾向があるので意識します!」
という声を多くいただきました。
気づいて修正できるようになること。
それこそが、心のリセットであり成長の第一歩です。
人のための行動も、自分を満たす手段も、
すべては「意識」によって健全にも依存的にも変わります。
あなたも、
“誰かを助ける前に、まず自分を満たす”
という意識を持ってみてくださいね🌿
























