「最近、なんだかずっと疲れていて…」

そんなふうに話してくれたのは、
30代前半の女性。


仕事もプライベートも
充実しているように見える彼女でしたが、

毎日続く“抜けない疲労感”に
モヤモヤしていたそうです。

カラダに何か問題が
あるのかも…と思い、

個別セッションを
受けてくださいました。

お話を聞いていくうちに、

何気ない一言に
私はふと反応しました。

「そういえば、
　カフェオレを1日3杯は飲んでます」

と、さらっと言われたんです。

ちょっと待って、それ…

今の彼女の状態には
合ってないかもしれません。

カフェオレ＝癒し、リラックス。

そういうイメージを
お持ちの方も多いと思いますし、

実際、ホッとする時間って大切です。

でも、薬膳の視点から見ると──

“疲れているときのカフェオレ”は
逆効果になることがあるんです。

彼女は仕事で責任のある立場にいて、

毎日たくさんの
判断と対応に追われる日々。

精神的にもかなり
緊張状態が続いていたようでした。

そんな状態の体は、エネルギーが不足しやすく、

「気（エネルギー）」や
「血（栄養）」を補う必要があるタイミング。

でもカフェオレ湿を溜めやすく
消化器官に負担がかかってしまうのです。

これらが、逆にエネルギーを作りたくても、

うまく作れない可能性があるんです。

つまり…

“癒しのつもりの1杯”が、
知らないうちに疲れを増やしていた。

そんなことが起きていたんですね。

このことを彼女にお伝えしたところ、

「え、カフェオレって
ダメなんですか！？」と驚かれました。

もちろん、絶対ダメと
いうわけではありません。

ただ、今の自分の状態には
合っていないだけ。

薬膳では、「何を食べるか」よりも

「今、何が足りていないか／
余分になっているか」

という視点がとても大切なんです。

そして、こうした
“ちょっとした不調の裏側”に気づけるのが、

薬膳心理カウンセリングの
魅力だと私は思っています。

体の声、心の声。

どちらか一方だけでなく、
両方を整えていくことで

本当に自分に合った
セルフケアが見えてきます。

彼女も「今の私には、カフェオレじゃなくて
“補うもの”が必要だったんですね」と納得され、

日々の飲み物を見直してみると、

少しずつ疲れが軽くなっていく
感覚があったそうです。

私たちはつい、
「いいって聞いたから」「癒されるから」と、

習慣的に取り入れているものが

“本当に今の自分に合っているか？”を
忘れてしまいがち。

でも、本当に大切なのは

「今の自分に合う
健康のものさしを持つこと」。

薬膳心理学では、
そんな“見立てる目”と“整える力”を

丁寧に身につけていく
学びをお伝えしています。

「整えているはずなのに、
　なんだか不調…」


「ちゃんとやってるのに、
 スッキリしない…」

そんなときは、

一度“癒しの習慣”を見直してみるのも
いいかもしれませんね。

もしあなたも、

✔︎ 薬膳をやってるのに変化がない

✔︎ 不調の原因がよくわからない

✔︎ 本当は“自分に合った整え方”を知りたい

そう感じていたら…

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