気を補う主食とは?
薬膳で見る“主食選び”のポイント
毎日の主食、
なんとなく選んでいませんか?
薬膳では、主食こそ体質に合わせて
選ぶことがとても大切です。
栄養学では同じ“炭水化物”でも、
薬膳では作用が違う
米・パン・麺は、栄養学的には
同じエネルギー源。
でも薬膳では、
原材料が違えば身体に与える影響が
全く違う と考えます。
お米のすごいところ:
毎日失う「気」を補える!
お米には、生命エネルギーの源である
「気」を補う力 があります。
毎日の生活で大量に消耗している気を、
しっかりチャージしてくれる主食です。
反対に、パン・パスタ・うどん・そばなど
小麦や蕎麦の主食には、
気を補う作用がありません。
そのため、そればかり食べていると
気の不足=「気虚」に傾きやすくなります。
「お米を増やしただけ」で体調が整った例も
疲れやすさや内臓下垂に悩んでいた方は、
食事を見返すと“お米をほぼ食べていない生活”。
外食ではパンやパスタが多かったため、
気のチャージができていませんでした。
お米を意識的に取り入れていただいたところ、
疲れにくくなり、日中の活動量がアップ!
日々の主食選びが、
こんなにも体に影響するのです。
主食は五性にも影響する。だから偏りすぎはNG
主食にも、
-
温める
-
冷やす
-
どちらでもない(平)
という「五性」があります。
毎日たくさん食べるものだからこそ、
偏ると体調も偏ります。
その点お米は「平」の性質で、
体を温めも冷やしもしないバランスのよい食材。
日々の主食に取り入れやすい理由のひとつです。
毎日の“主食選び”が、未来の健康をつくる
日本の主食はやっぱりお米。
薬膳的にも、身体にメリットが大きい主食です。
ぜひ日々の食事に
「気を補えるお米」
を取り入れて、体の土台を整えてくださいね。
























