■ 冷え対策の薬膳実習を行いました
先日は薬膳資格講座の調理実習の日でした。
テーマは“冷え対策”。
温める食材や香辛料を選び、
体がポカポカするメニューを作りました。
■ 香辛料は多ければいい、というわけではない
よく勘違いされるのですが、
冷え=香辛料をたくさん入れる は
正解ではありません。
同じ「冷え」でも、香辛料の使い過ぎが
逆効果になる体質の方もいます。
家族でさえ体質は違うのですから、
「○○がいいらしい!」という
一律情報が合わないのは当然ですよね。
■ 薬膳はコツコツ“自分に合うもの”を取り入れるもの
薬膳は本来、体質を見て、
必要な食材をコツコツ取り入れながら
時間をかけて体を整えていく ものです。
昨日は大阪から名古屋まで来てくださった方もいて、
皆さんとても熱心に学ばれていました。
■ よくある失敗:「薬膳のアレンジ」が家庭料理になっている
よくある相談が、
「お料理教室で習った薬膳をアレンジしたんです!」
と聞いて、食材を確認すると…
レシピの意図が完全に崩れてしまい、
ただの家庭料理になっている というパターン。
これは、レシピのテーマに合わせて
食材を選ぶ力が足りないために起こります。
■ “なぜその食材なのか”を理解すればアレンジは可能
逆に言えば、
なぜその食材が使われているのか を理解していれば、
・食材を変更しても
・アレンジを加えても
薬膳としての効果を崩さず、
レシピを成立させることができます。
薬膳は「型」より「意図」。
ここを理解しているかどうかが大きな差になります。
■ 体質に合う食材を自分で選べるようになると世界が変わる
体質に合う食材を選べるようになれば、
薬膳は一気にシンプルになります。
そして、同じテーマでも
何通りものレシピが自分で作れるようになる のです。
「薬膳は難しい」という声もありますが、
実は“選ぶ力”さえつけば、日常にすぐ活かせます。
■ まとめ|薬膳の本質は“選ぶ力”
✔ 香辛料を入れればいいわけではない
✔ 同じ冷えでも体質によって必要な食材は違う
✔ レシピの意図を理解すればアレンジできる
✔ 自分で選べるようになると薬膳が一気に楽になる
あなたも、まずは“自分の体質を知ること”から始めてみませんか?
続けられる薬膳のコツを身につけると、
毎日の食事が体質改善の味方になります
























