■ 夜中に何度も起きてしまう…
これ実は増えているお悩み
最近、
「夜中にトイレに行きたくて目が覚める」
というご相談がとても増えています。
ぐっすり眠れないと疲れも取れず、
翌日のパフォーマンスにも影響が出ますよね。
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■ 薬膳的に見る“夜間のトイレ”の主な原因
夜間の目覚めには、いくつかの体質的背景があります。
多くみられるのは、
・加齢による体力(気)の低下
・体の冷え
・体に余分な水分(湿)が溜まっている
これらが重なることで、
夜間に尿をためておく力が弱まり、
途中で起きてしまうことが増えます。
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■ まずは“余分な水分(湿)”を排出することから
夜間トイレが多い方は、
体に水分が停滞しているケースがよくあります。
この「湿」が、
・巡りを悪くする
・冷えを強める
・腎の働きを弱める
という悪循環をつくるため、
まずは溜まった湿を排出することが第一ステップ。
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■ “腎・気”を補い、留めておく力を回復させる
次に大切なのは、夜間に尿をためておける「守る力」を補うこと。
・腎の温める力
・気の巡らせる力
・漏れを防ぐ力(固摂)
これらが整うことで、夜間の目覚めが減り、
睡眠の質がぐっと上がります。
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■ 年齢のせいだと思いがちですが、実は改善しやすい症状
年齢とともに増えやすい夜間トイレ。
ですが、薬膳的には
ケアすれば改善しやすいタイプのお悩み です。
・水分代謝を整えること
・冷えを取ること
・足りない力を補うこと
この3つがポイントになります。
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■ 今日からできる小さなケアから始めてみましょう
睡眠は健康の土台。
夜の目覚めが減ると、心も体も大きく変化します。
心当たりのある方は、
できる範囲から少しずつ整えていきましょう
























