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2014/02/27

韓国韓方医療視察会 1日目

 2月19日~22日まで「韓国韓方医療視察会」に参加させていただきました。
参加されていた方々はジャーナリスト、美容専門家、スポーツコーディネーター、鍼灸師さわんなど各業界の方々とご一緒させていただきました。

1日目
昼食:カルビ湯(タン)
扁康韓医院 視察
大田大学校天安韓方病院長から韓医学についての講義
牙山(アサン)市についてのお話
交流会
温陽第一ホテル泊

※下記の内容の写真はブログをご覧ください


*扁康韓医院
アトピー、鼻炎、喘息など呼吸器疾患の治療をメインに治療されている病院です。
人体の健康を守る中核的な原動力を「気力(元気)」と考えて、
これは肺から始まると考えて治療をされています。

「肺」はが元気でないと呼吸器疾患は出てきますし、皮膚にも影響します。
アトピーで悩まている方は年々増加している中、ステロイドを使う対処療法ではなく
根本治療を行うのは東洋医学ならではではないかと思います。


*韓方について
 韓方医学の歴史と紹介、韓方医師制度の特性、韓方医学教育の特性、韓方医学の長所と特性、体質医学/四象体質

上記の内容で講義がありました。
韓方医科大学では伝統的韓方医学だけではなく、現代医学的知識も同時に学び、
7分野に及ぶ専門医を輩出しているとのこと。

韓方医学の特徴のキーワードは「機能中心」「精神氣血」「均衡(正氣)重要」
これらは中医学と基本的にかわらないですね。

治療は鍼、灸、カッピング、薬針、カッピングなどで行う。
治療例として脊髄、脳疾患、中風、アトピー、不妊治療などが挙げられておりました。

四象体質については2日目の体験でお伝えします。


*牙山(アサン)市について
牙山市は温陽(オニャン)温泉を有しており、韓方医学と温泉治療が出来る場所。
私たちが泊めていただいた温陽第一ホテルも「チムジルバン温泉大浴場」がありました。
時間がなく、ゆっくりとお風呂につかれませんでしたが、それでも足はポカポカ。かなり時間がたってもその効果は持続しておりました♪

日本同様、温泉治療が行われており、講座の中でもその成果が報告されておりました。



 個人的には無意識に日々呼吸で使っている「肺」が高齢になるにつれて
弱くなり、それが原因で「死」に至るという扁康韓医院のソ・ヒョソク医院長の言葉が印象に残りました。
高齢になると肺炎で亡くなられる方が多くなります。
「五臓」の機能が正常に働いてくれていることに感謝して、
五臓の補いつつ養生をしていくことが大切ですね。

今回の韓方医療視察会は現地でかなり注目されておりました!

ニュースとして紹介された記事

インターネットTV局NSPの動画

 

 

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ボヌゥールパ代表 水田小緒里

ボヌゥールパ代表
水田  小緒里
管理栄養士
国際中医薬膳師
「食の面から心と体の健康をサポートして、より美しく・より健康に・より幸せに…」をコンセプトに、西洋だけでなく、東洋の食事に関する考え方をバランスよく取り入れ、「食のアドバイス」を行う。 現在、薬膳資格講座、薬膳の講演など名古屋で薬膳の普及に努めるている。
名古屋・大阪の薬膳アドバイザー・中医薬膳指導員 薬膳資格講座
国際中医薬膳師講座
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