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2009/01/12

不眠症によい薬膳☆ほうれん草のポタージュスープ

こんばんは~。
寒い日が続いていますね。名古屋でも雪がチラつきましたね。
体が冷えた状態だと寝付きも悪くなってしまいますよね!

さて、今回のテーマは『不眠症』です。
不眠症にはいろいろな要因があります。
分類すると5パターン。表面的には同じ眠れないでも
実際の体の状態にあわせて薬膳は組み立てますよ。
今回はその中のひとつをピックアップ。

 *ほうれん草のポタージュスープ* 
4人分です 

<材料>                  
 ほうれん草         1束
 ねぎ             60g
  バター            少々
 コンソメスープ       1カップ
 牛乳             1カップ
 塩・コショウ         適量
 松の実            適量
 

<作り方>
①ほうれん草をゆで、しっかり水切りをする。

②ねぎは小口切りにする。バターでねぎをしんなりするまで炒める。
 
③コンソメスープに炒めたねぎを入れ、少し煮て、火を止めて荒熱をとる。

④ほうれん草、③のスープを一緒にミキサーへかけ、ペースト状にする。

⑤④ペーストと牛乳を入れ、火にかけ、塩・コショウで味を調える。

⑥ローストした松の実をトッピングする。

※この分量は1人分の出来上がりが少なめです。スープの器に盛る場合は1.5~2倍量でお作りくださいね。

「血」足りずに眠れない、貧血、便秘気味な方におススメです。


食材は「血」を補うものを使っています。
「血」が不足すると感情的には『恐れる』と言われています。
「血」を補って眠りやすくします。

★ピックアップ食材
  ほうれん草:甘味、涼 帰経は脾・胃
    体を潤し、血を補います。体の余分な熱を取り、イライラを抑えます。

  松の実:甘味、
微温 帰経は肝・肺・大腸
    血を養います。皮膚の乾燥にもよいです。


ミキサーがあれば簡単にできるスープです。おためしを

このスープ、不眠症にも、血液の不足している貧血の人にもよいって
おもしろくないですか?

 薬膳は症状が違っていても、おおもとの要因が同じだと
治療が同じことがあります。「異病同治」といいます。
西洋とは異なる点ですね~!!

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ボヌゥールパ代表 水田小緒里

ボヌゥールパ代表
水田  小緒里
管理栄養士
国際中医薬膳師
「食の面から心と体の健康をサポートして、より美しく・より健康に・より幸せに…」をコンセプトに、西洋だけでなく、東洋の食事に関する考え方をバランスよく取り入れ、「食のアドバイス」を行う。 現在、薬膳資格講座、薬膳の講演など名古屋で薬膳の普及に努めるている。
名古屋・大阪の薬膳アドバイザー・中医薬膳指導員 薬膳資格講座
国際中医薬膳師講座
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